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執筆者の写真一昭 中村

2022年6月19日、広島ブライダル振興研究会は、シビルウエディングフェアーを行いました。

 この度、広島ブライダル振興研究会は、小井手ファッションビューティ専門学校と共

催で、広島市文化交流会館にて、シビルウエディングを行った。

これは、心ある次世代のブライダルの人財を育てることを目的の一つとする本会と、熱心な指導で婚礼業界に貢献する学校との思いが一致しているからできること。

 特に、ブライダルフェアとして、学生モデルによる模擬式をするのではなく、ヒリヒリするくらい緊張する本当のカップルの結婚式を経験することに意義がある。

 将来を見据えて学ぶ今のうちから緊張と達成感、そして何より新郎新婦から感謝の言葉を聞くことは、婚礼の本質を学ぶ意欲を高めることになると信じている。

 1月の計画から始まり、3月にはモデルとなる本物のカップルの候補が決まった。

小田原司様と恵子様、お子様も1月に生まれて6月は落ち着くだろう。そして新婦はドレスを着たいと強く思っていて、しかも小井手ファッションビューティ専門学校の卒業生であり、今は先生である。

 学生も先生も、新婦の同期もみんな参加したい。このままでは100人を超える、コロナ禍であることから、異例の強く参加を求めないシビル式の準備が始まった。

 1か月、毎週のヘアメイクリハーサルと、進行打合せ、リハ、音合わせ、小物つくりとそれぞれのパートで準備する。


当日

8時に新郎新婦会場入り、ヘアメイクスタッフは、お迎えをする。

10:00式場にてリハーサル 新郎新婦と動きを確認する。

10:30 2階ロビーにて受付を始める。二人の好きなジブリにちなんだ学生手作りの

    装飾と二人の幸せな家族写真が迎える。

10:45 式場内にゲストが入場 ふたりの家族、親族、友人、学生時代の苦労を共に

    した同期の姿が見える。小井手の先生たち、教え子の姿もあり、

    その中に小井手の理事長もきてくださった。

10:55 新郎新婦と、新婦のお母様、ミニスターもスタンバイする。

11:00 ミニスター入場 いよいよ始まる。何がどのように始まるのか、皆さん、

    興味津々。




新郎新婦入場 

 会場の入口で新婦のお母様からベールダウンのセレモニー。優しくハグをし

て、式に送り出す。


新郎新婦の前は、2名のフラッグボーイと、2名のフラワーガールとフラワーボーイが

先導する。



開式の辞、司会者が始まりを告げる。

ミニスターによる二人の紹介。生まれて今日までと、ふたりが出会ってから結婚を決

めるまで。

大きな拍手を頂いて、ホッとしながら皆さんの顔を見る。良かったねと表情で分かる

のが嬉しい。

誓いの言葉 ふたりが揃って結婚の誓いを述べる。決意が顔に現れている。



指輪の交換 

リングガールはあかりちゃん。リングピローは学生手作りのプレゼント。

お返しのジブリにちなんだトウモロコシとミニブーケがあかりちゃんをさらに笑顔

にする。

交換した指輪を重ねて、指輪に込める誓いをする。始まりはあっても終わりのない愛

を指輪に込める。



結婚誓約書にサイン 新郎新婦の誓いに、新郎父、新婦母、そして立会人代表として

ミニスターもサインする。二人の誓いは、みんなの承認を得たことになる。

結婚成立宣言 ミニスターは、立会人を代表して、ふたりが夫婦として結ばれたこと

を宣言する。



ミニスタ―の祝辞 新郎新婦二人だけに向けた祝辞を述べる。二人がいつか、迷った時

に戻れる位置を指し示す言葉。結婚の座標軸を見せ、原点を指し示す。

婚姻届受理証明書の授与 法的に二人は夫婦になっていることをここで皆様に披露す

る。



愛娘りりこちゃん登場 顔なしの押すベビーカーに乗って、りりこちゃん入場

サンドイッチキス 親に貰った愛情を恩として与える対象が娘、今何より大事な宝物

として愛があふれる瞬間。



閉式の辞 

新郎新婦退場 りり子ちゃんと三人でこれからの生活を始めます、と決意と幸せいっ

ぱいの笑顔、祝福のフラワーシャワーの中で進んでいく。

プチギフトのプレゼント ご出席の皆様へ、お二人からのささやかなプレゼントが配

られる。




集合写真 新郎新婦を囲んでのにぎやかな写真。晴れ男のお陰で撮影が可能になった

ベランダにマスクに隠れる笑顔があふれた。

息を大きく吸い込んで、一瞬、マスクを外してパチリ。家族親族、友人、同期、先生

や生徒、ブライダル振興研究会のメンバーも二人の幸せを祈る。



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